電磁波が問題になっているのはその発熱作用です。電子レンジなどはその発熱作用を利用した便利な電気製品ですがマイクロ波を使って発熱するのが原理です。このマイクロ波は携帯電話にも使用されています。電子レンジの4分の1マイクロ波を発生させていて、一見少ないようですが耳元で使う分、体にはあまりよくないようです。人間のカは体温が41度から42度になるととても危険な状態になるのと同じように長時間耳元で使う携帯電話はそのマイクロ波によって脳内に影響を強く及ぼします。
脳内にはメラトニンを合成する器官があり、脳下垂体から成長ホルモンを分泌させます。マイクロ波はメラトニンの合成を妨げたり、脳内物質を神経細胞に伝達させる機能を持つことがわかってきました。
携帯電話を使いすぎると大脳の水分を電子レンジと同じように発熱させてしまい、大脳のタンパク質の変性や脂質分の酸化を起こしてしまいます。「酸化→病気」へと移行させてしまう原因にもなります。
これまで、パソコン・オペレーターに流産の集団発生や先天性異常児の増加、白内障、生理不順、頭痛、不眠、めまいなどが異常な確率で起きることが注視されてきました。マイナスイオンを発生させる機器を使っても影響をゼロにするのは不可能です。
しかし、電磁波の影響を少しでも少なくしたり、影響を受けてしまった体のメンテナンスのために、体の酸化や大脳の酸化を効率よく改善するマイナスイオンが現在考えられる予防策として最も効果的なのです。
電磁波のもたらす影響についての実験を紹介します。
14週齢のラット10匹を電磁波に曝すグループと曝さないグループに分け、一日に2時間被爆させ2か月間続けた結果、被爆したグループは血液の過酸化、小脳と脳幹における脂質の過酸化が被爆しないグループに比べ有意に大きくなる結果となりました。
脳が酸化するというのは、活力の源が元気を失ってしまうということになります。脳の過酸化が恒常的になれば、それによって得体の知れぬ疲労感や、体調不良が引き起こされるのは当然のことでしょう。
商品名 | 漏洩磁場強度(mG=ミリガウス) | 安全距離(㎝) |
ヘアドライヤ― | 50~700 | 30 |
電子レンジ | 200~500 | 200 |
電気シェイバー |
100~500 |
10 |
エアコン | 50~200 | 120 |
携帯電話 | 15~200 | 10 |
パソコン | 30~100 | 70 |
CDラジカセ | 20~100 | 30 |
コピー機 | 90 | 30 |
冷蔵庫 | 2~20 | 50 |
テレビ | 20 | 150 |